新型コロナ禍の影響を受けて自粛していたベルリンのクラブが営業再開もダンス禁止に

あるクラブは現在は入場無料のビアガーデンとしての営業に移行しているという。
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2020.05.21 13:30

世界的な新型コロナウイルス感染拡大を受け、深刻な経済的打撃を受けているクラブ、フェスティバルなどのライブエンターテイメント業界。日本でも今月、徐々に緊急事態宣言が解除されたことにより、これまでの外出自粛ムードは解禁に向かいつつあるが、感染予防の観点から人が集まるクラブやライブハウスの営業再開は今後、しばらくは難しいという意見が多く見られる。



ベルリンのクラブが営業再開も… 


そういった状況は日本よりも被害が甚大だった欧米でも同じように見られているが、ドイツ・ベルリンでは敷地内にオープンスペースを持つクラブのSisyphosが現在、限定的に営業を再開したと報じられている。


Sisyphosは現在、金曜日、土曜日、日曜日の午後3時から午後10時まで営業を再開しているが、営業形態としてはレストラン営業の形をとった入場無料のビアガーデンとして営業を行なっているという。またクラブでありながらダンスは禁止されており、マスク着用を必須とする制限を設けた形になっていることがFacebookの投稿により明らかになっている。






感染症のパンデミックを食い止めることが最優先事項であることに変わりはないという声  


このように本分を果たすことができない形ではあるものの、営業を再開するクラブも出てきたベルリンでは、有名なテクノ箱の://about blankも再開に意欲的だという。しかし、クラブの関係者はクラブとクラバー双方とも営業再開を切望していることは理解しつつも「感染症のパンデミックを食い止めることが最優先事項であることに変わりはない」と慎重な姿勢を示している。 


長期化する営業自粛による経済的な損失を抱えるクラブやライブハウス


ほかの地域と比べ一足早く営業を再開した中国でも、上海の人気クラブ・ALLのように新型コロナウイルスの影響を受け、営業を自粛したことで経営の危機に直面しているクラブがあることが報じられている。  


現在、日本では多くのクラブがオンラインイベントに取り組んでいるが、クラブの営業再開を求める声も増えている。しかし、一方では今月、韓国のクラブでクラスターが発生するなど感染拡大の”第二波”到来の懸念もある。それだけに今後は営業再開のためのガイドラインを行政がいち早く発表することが求められるが、それは現場の声をしっかりと反映したものになっている必要があるだろう。 


written by Jun Fukunaga  


source: 

https://www.dummymag.com/news/some-berlin-clubs-reopening-beer-gardens/

https://www.residentadvisor.net/news/72626

photo: Sisyphos Facebook



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