DJが厳選した人生のアンセムソング

音楽が生活から切り離せない職種、DJが選ぶアンセムソングとは?
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2018.07.15 17:18

音楽が生活から切り離せない職種


DJは、クラブへ訪れた人達を楽しませるために、楽曲や専用機材を駆使している。そのため、幅広いジャンルの楽曲を知り尽くし、音楽が生活の一部となっているケースが多い。今回は、ありとあらゆる楽曲を取り扱っているDJが選んだ人生のアンセムソングを紹介する。


DJ KOOが選んだ大切な楽曲



DJ KOOは、日本のダンスミュージックの黎明期を支えた人物の一人だ。1992年にTRFのメンバーとして芸能界デビューを果たした。デビュー直後からヒット作に恵まれ、忙しい日々を送っている。ある時、ニューヨークでレコーディングを終え、エンパイアステートビルの屋上からマンハッタンの夜景を眺めた。一人でぼんやりと景色を見ながら目標を再確認し、自分自身を鼓舞したそうだ。後に、この当時の様子を思い出して頑張ろうという気持ちになれるアンセムソングとして、「Nothing Compares 2 U」を紹介している。


この曲は、1989年にアイルランド出身の歌手シネイド・オコナーがレコーディングした。詞・曲だけでなくミュージックビデオも高く評価され、欧米のヒットチャートを席巻した。アメリカのモダン・ロック・トラックスチャートにおいて1位を獲得している名作だ。


DJ KAORIのアンセムソング



DJ KAORIは、ミックスCDの累計売り上げ枚数が340万枚を突破している売れっ子だ。幼少期から洋楽に親しみを感じ、14歳の頃にはアナログ盤の収集に勤しんでいた。とある取材において、特に思い入れがあるアナログ盤について語っている。


1枚は、デニース・ウィリアムスの「This Is Niecy」だ。このアナログ盤は、「Free」を始めとする名曲の数々が収録されており、デニースの類い希な歌唱力を存分に満喫できる。癒されたい時にピッタリだ。ソウルミュージックが好きな方は聴いてみよう。因みに、収録している曲は勿論のこと、お洒落なジャケットも好評だ。DJ KAORI曰く「最も見聞きしたアンセムソング」らしい。彼女は、「This Is Niecy」を自宅に5枚も所有しているが、出先で見かけると購入してしまいそうになることが多いそうだ。


また、アメリカでDJとしてのスキルを磨いていた時、経験を積み、素晴らしい楽曲にたくさん出会っている。憧れの存在であるキッド・カプリがロニー・ローズ「Pressure Sensitive」を流している様子を目の当たりにした際には、衝撃を受けたそうだ。これを契機に、「Pressure Sensitive」は、DJ KAORIの印象に残っているアナログ盤になった。


 その他、ブラン・ニュー・ヘヴィーズの「Never Stop(Morales Extended Mix)」もDJ KAORIにとって思い出深いアンセムソングだ。このアナログ盤は、1990年代のポップス界を象徴する楽曲が収まっている。いつまでも色褪せることのない名曲が揃っており、音楽ファンに大人気だ。


ヒップホップ界の重鎮が愛した名曲



DJシャドウは、アブストラクト・ヒップホップやトリップ・ホップという音楽ジャンルを確立させた人物だ。レコードを収集する中で数々のアンセムソングと出会い、才能を開花させている。

 彼のアンセムソングとなっている「It's Like That」は、ヒップホップ界のジェレンド・RUN-D.M.Cの記念すべき1枚目のシングルだ。MCのジョゼフ・シモンズとダリル・マクダニエルズがラッパーとしての誇りを持ち、素晴らしい作品に仕上げている。2人の掛け合いは勿論のこと、DJジャム・マスター・ジェイによる絶妙なアレンジも要チェックだ。ラップが好きな方は一度聴いてみよう。


 また、ハービー・ハンコックの「Rockit」もDJシャドウの人生に大きな影響を与えた名盤だ。この楽曲は、制作過程に斬新なアイディアを導入したことによって、クラブミュージック界に革新をもたらした。世界各国でブレイクしている大ヒット作だ。


Photo: https://www.pexels.com/


Written by 編集部

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