独自の世界観を詰め込んだアルバム『Blurred』を生み出したトラックメイカー・mabanua

才能溢れるトラックメイカー・mabanua
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2020.02.19 06:35

才能溢れるトラックメイカー・mabanua


mabanua(マバヌア)は、様々な楽器を駆使し、独自の世界観を表現する次世代のトラックメイカーである。ドラマーであり、シンガーであり、プロデューサーであり、多彩な才能をジャンルの枠を超えて発揮している。そんな彼が2018年にリリースしたアルバム『Blurred』はファン、そして音楽界に大きな影響を与えた。今回は多才な彼の魅力に迫る。




mabanuaのプロフィール


mabanuaは1984年8月29日に埼玉県さいたま市で生まれた。彼が音楽に触れるきっかけとなったのは、栄東中学校・高等学校に在学中、アコースティックギターで弾き語りを始めたことだった。在学当時にはドラムを担当することが多く、その名残でアーティストになってからもドラムを中心とした活動を行なっている。その後日本放送協会学園高等学校に転入し、軽音楽部に所属した。そこではキーボードやベース、ギターなどバンドに関わるすべての楽器を担当していた。ここでmabanuaの魅力のひとつである、才能の幅が広がっていった。


その後はブラックミュージックに魅了された若きミュージシャンを集めたバンドを組んでは解散し、というのを繰り返していた。そんな彼に転機が訪れたのは2006年のこと。東京都内のクラブでベーシストである、Shingo Suzukiと知り合う。彼に誘われてギタリストである関口シンゴと一緒に「Ovall」というバンドに加入が決まった。加入後も同様にShingo Suzukiに誘われて、origami PRODUCTIONSという事務所に所属することになった。その2年後である2018年にはmabanuaの名義でソロプロジェクトを始動し、自ら活動の幅を広げていった。翌年の2009年からはトラックメイカーかつミュージシャンとして国内だけでなく海外でも活動し、メジャー、アンダーグラウンド問わずさまざまなアーティストのプロデュースとサポートを開始した。また、海外のアーティストとも親交が深く海外での活動も注目されている。


ドラムをはじめ様々な楽器を演奏し曲作りには欠かせない作業であるプログラミングやサンプリング、ミックス更にはMV等で使用するアートワークまでも1人でこなしてしまう、マルチプレイヤーとして名を馳せるようになった。そんなmabanuaは国内外の音楽業界から注目を浴びるトラックメイカーである。ブラックミュージックを元にしながらもジャンルにとらわれない独自の音楽を作り、すべての楽器を1人で演奏して楽曲を完成させるというスタイルを取っている。そのmabanuaが持つ多彩な才能からさまざまなアーティストがプロデュースやリミックスなどを依頼していて、音楽界では一目置かれる存在になっている。そしてmabanuaのデビューアルバムである『done already』は、世界各国のアーティストとコラボして作りあげた1枚で、国境やジャンルを超え世界中のアーティストから絶賛された伝説のアルバムである。


このデビューアルバムをきっかけに日本をはじめ世界各国のアーティストと共演し、プロデュースを行っている。プロデューサーとして100曲以上の楽曲に携わり多くのCMや映画、アニメそしてドラマなどで彼のプロデュースした楽曲が使用されてきた。またmabanuaとしての個人名義の活動だけでなく、彼が本格的に音楽業界に足を踏み入れることになったきっかけのバンドであるOvallでの活動はもちろん、ビートメイカーであるBudamunkと組んでいるユニットのGreen Butter、さらにはタブラ奏者として有名なU-zhaanとコラボしているU-zhaan × mabanua、そしてASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文が企画するソロプロジェクトのGotch BANDのメンバーとしての活動も行い、音楽業界にとって重要な存在になっている。




自身の世界観を全面に出したアルバム『Blurred』


幅広く活動するトラックメイカー・mabanua は、2018年に6年ぶりとなるソロアルバム『Blurred』を発表した。このアルバムには米津玄師や藤原さくら、さらにはSKY-HI、LUCKY TAPES、RHYMESTERといったさまざまなアーティストが携わり、完成した。mabanua自身、多忙な中でこの『Blurred』を完成させ、ここからも彼の努力家で誠実な一面が見える。『Blurred』の収録曲は彼の音楽の原点であるブラックミュージックを感じさせながらも、トラックメイカーとしてプロデューサーとしての数多くの経験から生み出された独自の音楽が詰め込まれている。


「Blurred」というのは曖昧さという意味で、その雰囲気を強く感じさせるアルバムとなっている。少しアンビバレントでありながら、自分の個性を大切にするmabanuaの人柄を映し出した1枚でもある。「自分でもわからない」と言うほど幅広いジャンルで、誰もやっていないさまざまなことに挑戦するトラックメイカーがリリースしたアルバムというだけあって、ジャンル問わず多くのアーティストが絶賛した。世間の流行にとらわれず独自の音楽を貫いた『Blurred』は国内外のさまざまなアーティストに刺激を与えた。自分らしいカラーを大切にし、広い視野を持って多くのアーティストと交流してきた経験がある彼だからこそ生み出せた1枚である。聴いている人が想像もつかないようなドキドキさせる音楽を多く収録した、渾身のアルバムとして音楽業界で高く評価されている。




written by 編集部


photo: https://www.facebook.com/pg/mabanua.official/photos/?ref=page_internal


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