注目のシンガー・ラッパー、Kilo Kish

シンガー・ラッパーのKilo Kishとは
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2020.03.09 15:19

シンガー・ラッパーのKilo Kishとは


Kilo Kish(キロ・キッシュ)とは、アメリカ出身の女性シンガー・ラッパーである。ネオ・ソウルの影響を受け、さまざまなアーティストとコラボレーションを行っている。またニューヨーク州立ファッション工科出身ならではの、ファッショナブルでアグレッシブルな世界観を展開して異彩を放っている。人気急上昇中のKilo Kishについて紹介しよう。



Kilo Kishの経歴と人気


Kilo Kishは1990年にアメリカのフロリダで生まれた、女性シンガー・ラッパーである。18歳のときにニューヨークのプラット・インスティチュート大学に入学し、さらにはニューヨーク州立ファッション工科大学でテキスタイルデザインを専攻して卒業している。そのあいだにルームメイトと音楽活動を始めて注目されるようになった。


そしてネオ・ソウルユニットとして有名なThe Internet(ジ・インターネット)に起用されて、「Ode to a dream」に参加している。ソフトで繊細かつハスキーなKilo Kishの声は、The Internetの音楽とミックスされることで独特の雰囲気を醸し出している。続いてThe Jet Age of Tomorrow(ジ・ジェット・エイジ・オブ・トゥモロー)にも起用されて、同様に魅力的なボーカルを披露している。


そして2012年には同じくThe Internetとのコラボレーションなどを収録した『Homeschool』をリリースした。『Homeschool』は高い評価を得て、Kilo Kishが注目を集めるきっかけとなった。The Internetが楽曲を提供した「NAVY」は、Kilo Kishのラッパーとしての才能が遺憾なく発揮されている。


またローテンポのミュージックをベースに楽器音をあわせることで、メロウでどことなく気だるげなKilo Kishのボーカルが引き立つ内容となっている。モデル経験もあるKilo Kishのアルバムに使用された写真にも注目したい。



Kilo Kishの魅力


シンガー・ラッパーであるKilo Kishの歌はハスキーでスィートながら、ラッパーとして複雑なリリックもこなす実力派である。だがKilo Kishが注目されているのは、それだけではない。Kilo Kishは大学在学中にアートの分野での学問を収めただけでなく、アルバイト生活を通してさまざまな人脈を広げた。また細身のスタイルを生かしたモデル経験もある。


そのため彼女は画家としての活動も行っている。Kilo Kishの描き出すイラストは繊細な色使いと大胆な線で構成された、独特の世界観を示している。彼女のボーカリストの才能とマッチしたアート作品と言えるだろう。Kilo Kishに興味を持たれた方は、ぜひ彼女の画家としての活動にも注目してもらいたい。


さらにモデル経験もあるために、Kilo Kishの写真はどれもアーティスティックなものとなっている。存在感の強さとスタイリッシュでアーバンな雰囲気とが相まって、どの写真も見ごたえがある。また華やかな色使いはアート作品としても見ることができる。さらにKilo Kishは日本でもユニクロのモデルとして起用されたこともある。Kilo Kishのミュージシャン以外の活躍にも、目を離すことができない。



Kilo Kishのアルバム


Kilo Kishは2013年以降、さらに活動の幅を広げていった。2013年には、フリーテープである『K+』をリリースして、無料で公開している。コラボレーションしたアーティストとして、あのChildish Gambino(チャイルディッシュ・ガンビーノ)も参加している。さらに録音風景も動画撮影されているので、ぜひチェックしてほしい。


2014年には『Across』をリリースした。Caleb Stone(セレブ・ストーン)がプロデュースを手掛けて、フレンチ名門のKitsuneより発売されたことも話題を呼んだ。90年代のエッセンスを取り入れつつ、メロウなテンポで構成されたこのアルバムは、Kilo Kishの甘い声を生かした内容となっている。モーヴな音楽が好きなリスナーに大きく支持を集めた。さらに日本でも注目されるきっかけを作った。また収録曲である「Void」のMVも、2人のKilo Kishが争うというアグレッシブかつスタイリッシュな内容で、こちらも話題を呼んでいる。


一転して2019年にリリースされた『mothe』では、新たな音楽性を開拓している。これまでのメロウで囁くような甘い声だけでなく、強さを加えてエレガントさを出している。さらに歌詞の内容も強さを前面に押し出した内容となっている。一方で 「Like Honey」のように鋭いビートの曲とのミックスにも挑戦している。「Like Honey」はMVもスタイリッシュに作られており、Kilo Kishの魅力がさく裂しているのでチェックしてほしい。


Kilo Kishの音楽はメロウでスウィートなものから、新作アルバムのようにアップテンポでアグレッシッブなサウンドまで、多様な内容となっている。そのためヒップホップやR&Bなど、さまざまな音楽を好むリスナーにおすすめすることができる。彼女の出してきたアルバムは、コアな音楽ファンも十分に満足できるのではないだろうか。彼女の織りなす世界観をぜひ堪能してもらいたい。



written by 編集部


photo: https://www.facebook.com/pg/kkilokish/photos/?ref=page_internal


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