これが今年のトレンド!「ULTRA MUSIC FESTIVAL 2018」必ずチェックしておきたいベストライブ4選

20周年を迎えたULTRA MUSIC FESTIVAL 2018。忙しい人でもチェックしておきたいセットリストはどのアーティスト?
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2018.04.02 03:00

現地時間3月23日から25日の3日間にわたってマイアミで開催されたULTRA MUSIC FESTIVAL。


20年目を迎えた今年のフェスティバルでは最終日の大トリを飾ったSwedish House Mafiaのサプライズカムバックの話題で持ちきりになったが、彼ら以外にも歴史に残るであろう素晴らしいパフォーマンスを披露したアーティストたちが多数いる。







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YouTubeに公開されたアーティストのULTRA MUSIC FESTIVALでのライブ映像をすべてチェックしておきたいのは言うまでもないが、そんな時間がない!という人にも知っておいてほしいベストセットを4つ紹介する。


Steve Aoki



毎年ULTRA MUSIC FESTIVALでは1,2を争う高評価のセットを披露しているSteve Aoki(スティーヴ・アオキ)。ケーキを投げたり、シャンパンをフロアに撒いたりと、派手なパフォーマンスで有名な彼だが、今回はさまざまなアーティストをステージに招いた豪華なセットになった。


1曲目にHardwell & Steve Aokiの未発表曲でフロアをしっかりロック。そして3曲目にはSteve Aoki & Quintino 「Mayhem」でQuintino(クインティーノ)が登場。さらにSteve Aoki x Lauren Jauregui 「All Night (Steve Aoki Remix)」でLauren Jauregui(ローレン・ハウレギ)がステージで妖艶に歌い、Daddy Yankee(ダディ・ヤンキー)が「Gasolina」を含む2曲でボーカルをつとめ、Steve Aoki、Daddy Yankeeと共に「Azukita」に参加したElvis Crespo(エルヴィス・クレスポ)とPlay-N-Skillzも登場。それに続いてLaidback Luke(レイドバック・ルーク)、Bok Nero(ボック・ネロ)、Desiigner(デザイナー)らがパフォーマンスし、彼のステージにゲスト出演したアーティストだけでもフェスが成り立ってしまうほどの豪華なステージで盛り上げた。


プロデューサーであるDJが歌い手であるアーティストをステージに上げ、豪華なステージを披露するという、大型フェスにおけるDJのあり方をSteve Aokiなりに示したセットだった。



Cheat Codes



上で挙げたSteve Aokiの“DJ”と“シンガー”を明確に分けたようなスタイルに対して、今回が初のULTRAにしてメインステージという大舞台に挑んだCheat Codes(チート・コーズ)は自らが歌い、DJをするという新しいスタイルだった。


DAY2の1番手で登場したCheat CodesはDJ Snake & Skrillex 「Sahara」とCheat Codes & Kris Kross Amsterdam 「SEX」のマッシュアップでスタート。3人組ユニットの特性をうまく使い、ヴォーカル担当のTrevor Dahl(トレヴァー・ダール)が歌いながらステージからフロアまで動き回り、KEVIとMatthew Russell(マシュー・ラッセル)が交互にDJをしながらマイクで煽るという、これまでのULTRAではあまり見ることのなかったパフォーマンスを行なっていた。The Chainsmokersが「Closer ft. Halsey」以降、今後増えていくと思われるDJとライブを両立できるハイブリッドスタイル。その先駆者的な存在としてCheat Codesはさらにビッグになるかもしれない。


初ULTRAにして初メインというプレッシャーのせいか、中盤とラストに音を止めてしまうハプニングがあったが、メンバーがフロアに降りてきてハイタッチを交わしたり、札束をばらまいたりと、オーディエンスとの距離感が非常に近く、初メインステージとしては申し分のないセットだった。



Oliver Heldens



Day1のメインステージ3番手で登場したOliver Heldens(オリヴァー・ヘルデンス)のセットは“Oliver Heldensの今”が随所に詰め込まれたセットだった。序盤は Drakeの「0 to 100」やJAY-Z & Kanye Westの「Niggas in Paris」などのヒップホップアンセムを取り入れてオーディエンスの合唱を誘うが、ヒップホップとハウスを非常にスマートにつなぎ合わせたことで常にグルーヴ感を保ち続けていた。


注目して欲しいのがDJ中の彼の姿。特に51分ごろのOliver Heldensとオーディエンスとの掛け合いから分かるように、オーディエンスを無理に煽るようなことはせずその空間で生まれた雰囲気に身を任せ、良い意味で力の抜けたパフォーマンスでOliver Heldens自身が一番楽しんでいたように見える。


ここ数年、ダンスミュージックのトレンドは「ヒップホップ」と「ハウス」の2つに分かれはじめているが、彼のセットはこの2つの要素を見事なまでに混ぜ合わせたセットだった。



Above & Beyond



5月にEDC JAPAN 2018 で来日予定のAbove & Beyond(アバヴ&ビヨンド)はCARL COX(カール・コックス)が主宰するRESISTANCE MegaStructureに大トリとして登場。ライブセットはParker & Hanson vs. OceanLab vs. Fatum 「Sirens Alquimia Chocolate」から始まり、自身の楽曲「1001」や「Tightrope feat. Marty Longstaff」など美しく心癒されるトランスナンバーで踊らせ続ける。アンセムナンバーのGrum 「Shout」では合唱を誘い、Above & Beyond ft. Richard Bedford 「Sun & Moon(Acoustic Outro w/ Extra Ohh's Edit)」では恒例の「Push The Button(オーディエンスをDJブースに上げ、プレイボタンを押させること)」で締めくくった。


まさにダンスミュージックフェスの最高峰、ULTRA MUSIC FESTIVALが20年続くその由縁を見ているような、最高にピースフルかつ美しいステージングであった。


上記に挙げているアーティスト以外にもさまざまなアーティストが素晴らしいパフォーマンスで会場を盛り上げていた。MarshmelloのステージではWill Smith(ウィル・スミス)がゲストヴォーカルとして登場し、Tiestoはフィアンセをステージに招いたりと、サプライズの連続だった。




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ULTRA MUSIC FESTIVALでのライブセットは一部のアーティストが自身のYouTubeチャンネルアップしているので「ULTRA MUSIC FESTIVAL 2018 LIVE」で検索してチェックしてみて欲しい。


また、もっと時間のない人にはこんな今年のULTRAを約3分でまとめた動画もあるので雰囲気だけでも楽しめるのでは? 今年も9月の3連休に開催されるULTRA JAPAN 2018も楽しみだ。




■ULTRA JAPAN 2018 チケット発売中!


日時:2018年9月15日(土)、16日(日)、17日(月・祝)

場所:TOKYO ODAIBA ULTRA PARK(お台場ULTRA JAPAN特設会場 / 江東区青海)

開演:11:00/終演21:00(予定)

主催:ULTRA JAPAN 2018実行委員会 

公式サイト:http://ultrajapan.com



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Written by KEC

Photo: ULTRA MUSIC FESTIVAL official photo

Movie: Steve Aoki Facebook https://www.facebook.com/steveaoki/


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