日本でも高い人気を誇り、グラミー賞にもノミネートされたLAのメロウ・ソウル・バンド=The Internet(ジ・インターネット)の中心人物であるSyd(シド)が、ソロ名義としては約3年半ぶりとなる新曲「Missing Out」をリリースした。
The Internetでの活躍もさることながら、2017年にはSyd名義でデビュー・アルバム『Fin』をリリースし、ソロ・アーティストとのキャリアもスタートさせた。同年に3曲入りEP『Always Never Home』をリリースした後、しばらくはソロ名義でのリリースは無かったものの、Zane(ゼイン)やLil Uzi Vert(リル・ウージー・ヴァート)といったビッグ・ネームのアーティストらの楽曲へゲスト参加を経て、2021年に入りようやくリリースとなった本楽曲は、浮遊感漂う印象的なメロディーがリフレインするバックに、物憂げなSydの妖艶な歌声がのる唯一無二のトラックとなっている。
近年ではBeyonce(ビヨンセ)のアルバム『The Lion King:The Gift』への楽曲提供をはじめ、Zane、Lil Uzi Vert、James Blake(ジェームス・ブレイク)、Kehlani(ケラーニ)、Disclosure(ディスクロージャー)らの楽曲へのゲスト参加など、多岐に渡る活躍を見せている。
Syd | シド
「Missing Out | ミッシング・アウト」
配信中(2021年2月12日)
再生・購入リンク:
https://lnk.to/Syd_MissingOut
【Syd】
●本名、シドニー・ベネット。1992年、カリフォルニアはロサンゼルス生まれ
●若かりし頃にはレコーディング・エンジニアを目指していた母親と、音楽好きだった父親、さらにはジャマイカのキングストンに自身のスタジオを構えるレゲエ・ミュージック・プロデューサーの叔父と、音楽愛に溢れた家庭に育つ
●14歳の時にノートPCを手に入れ、プリインストールされていたGarage bandでトラックを作り、兄のラップを録り始めたことをきっかけに、音楽制作に目覚める
●その後、Myspaceを通じてラッパーのタイラー・ザ・クリエイターと出会い、タイラーが中心となって結成したクルー、オッド・フューチャーのメンバーとして活動をスタート
●2011年、同じくオッド・フューチャー周りでサウンド・プロデュースなどを行っていたマット・マーシャンズとともにジ・インターネットなるプロジェクトをスタートさせ、同年の12月にはジ・インターネット名義の1stアルバム『パープル・ネイキッド・レイディーズ』をリリース
●2015年、ジ・インターネットとして3作目のアルバム『エゴ・デス』を発表。バンド編成となり、従来よりもよりネオ・ソウル、そしてファンクの香りを纏ったこの作品は、見事2016年にグラミー賞にて〈ベスト・アーバン・コンテンポラリー・アルバム〉にノミネートされた。また、シドは同時期にオッド・フューチャーの脱退も発表
●2017年2月、満を持してデビュー・ソロアルバム『フィン』をリリース。ロバート・グラスパーや6LACKなど豪華ゲストを迎えて制作され、ジ・インターネットでみせたJAZZYでメロウなソウル/R&Bサウンドと妖艶なヴォーカリゼーションは継承されつつ、ソロではよりヒップホップ要素の強いビートとクールかつソリッドなメロディーでジ・インターネットとは一味違った個性的なサウンドを披露し、高い評価を得る
●2017年5月、韓国出身のR&BシンガーDEANの「ラヴ」にゲスト参加、同曲のMVでも共演
●2017年9月、3曲入りEP『オールウェイズ・ネヴァー・ホーム』をリリース
●2020年3月、米人気ラッパー=リル・ウージー・ヴァートのアルバム『エターナル・アテイク』にゲスト参加
●2021年2月、ソロ名義として約3年半ぶりとなる新曲「ミッシング・アウト」をリリース
【関連サイト】
●ソニー・ミュージックによる日本公式サイト:
https://www.sonymusic.co.jp/artist/syd/