Daichi Yamamoto ストリーミング時代の作品作りを語る

Daichi Yamamotoさんがストリーミング時代の作品作りについてSUMMITクルー、Jazzy Sport福田雅人さんとともにトーク。
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2020.12.02 07:00

block.fm『SUMMITimes』でDaichi YamamotoさんがSUMMIT増田さん、平林さん、Jazzy Sport福田雅人さんとともにストリーミング時代の作品作りについてトーク。曲順や構成、曲数などについて話していました。


番組情報


▶「SUMMITimes」

放送日:毎月第2月曜日 21:00 - 22:00 O.A.

番組URL : https://block.fm/radios/9





増田:ちなみに、ラジオに出てくださっているアーティストの方々にたまに聞くんですけど。前回の『Andless』とかはCDも出されてたと思うんですけど。その、言ったらストリーミング配信が主流になってきてることとかに対して何か、感じることとかありますか? まあ、雅人くんも含めて、Daichiくんも。まあ、お客さんが聞くフォーマットが明らかに変わってきてるとは思うんですけど。何かあります?


福田:「お金にする」っていう意味では、まあ裏方的な話なんですけども。僕はパッケージっていう考え方は変わったのかなっていう気はしていて。もちろん納品してバックが何枚で……っていう、たぶんそういう話じゃないですか。その間にストリーミングがどんだけ伸びるのかを見てっていうのも。うん。でもまあ、アーティストとしてはやっぱり1枚でしっかりと聞いてほしいんだろうなとは思いながらも、そこはバランスなのかなっていう気はすごいして。まあ、でもシングルの切り方は変わってきているっていう気はすごくします。


平林:なるほど。


増田:まあ、スピード感が出てる部分もあるもんね。ある意味では。やっぱりCDはプレスするのにもジャケ印刷にも時間がかかるしね。


Daichi Yamamoto:なんかでも、この先どうなるんだろうなってちょっと思いますね。なんかもし急にサービス停止とかになった時に、そのストリーミングに上げてる曲とか、どこに行くんだろうなって。データだけで存在しているものとかは……。


平林:たしかに。その、曲順とかはご自分で全部決めるんですか?


Daichi Yamamoto:そうですね。決めて……でも、相談します。「どう思いますか?」って。


平林:じゃあ、曲ができていく間に……その、全部揃った段階で揃えるというよりは、結構だんだん物語的に揃えていくという感じもありますか?


Daichi Yamamoto:どうだろう? 作りながら、何か足りない要素を埋めていくみたいなのをやっていたんですけども。今はもうちょっと、ちゃんとストーリーを組んで作りたいなっていうのはでてきているかな。


平林:ああ、より? そうなんですね。なんか、みんなどういう風にやってるのかな?っていう思って。結構、最近感じますね。


増田:コンピレーション的にね、作る人もいるやろうし。


平林:なんか我々世代が……そのアルバムとしてきた人たちが裏方にいるじゃないですか。で、もしかしたらDaichiくんとか、特にもっと若い人とかがその意識がもう全くない状態っていうのをある意味、裏方の人が整えたりしてるっていうのはあると思うので。なんかその「シングルを集めました」って感じの人も多いと思うし。今、すごいその瀬戸際っていうか。そういう作品づくりの……そのどこに線があるのか? みたいな。


増田:なんかそれこそ、チャンス・ザ・ラッパーさんの裏方のインタビューとかを読んだりしていても、やっぱり感覚が若いというか。日本のその新しいアーティストの人たちの若い裏方の方々とかと、こういうラジオとか……ラジオじゃなくてもいいけど。話してみたいね。


Daichi Yamamoto:そうですね。その意見はすごい……。


増田:自分らはなんか、楽しくやらせてもらってるけど。感覚がズレてることもいっぱいあると思うから。そういうのを何か、フラットな形で話を聞いてみたいなってちょっと思いますね。


平林:なんか単純に曲順が気持ち良かったら、いっぱい再生してもらいたいっていうマネタイズの部分でもめちゃめちゃ合理的だっていう風にすごい思うので。だからアーティストさんがそれを考えなくてもいいかもしれないから、いかに気持ちよく繋げられるか、みたいな。


増田:でも今、レンくんがそう言ったけど、その目線があるというのは「アルバムを1枚聞いて楽しかった」っていう体験がある人の意見やん? でも、そういう感覚じゃないのかもよ?


福田:だからもうちょい、瞬間最大風速みたいな。ビュン!って吹いた方がいいっていう……。


増田:もしかしたら若い人たちの裏方さんは違うのかもしれないよね。


平林:そうですね。なんかたとえばプレイリストとかで聞いているとしたら、「プレイリストみたいなアルバムを作りたい」って思うかもしれないなと思って。


増田:でも、それはもう実際にあるんじゃない?


福田:ドレイクが出したの(『More Life』)もそういうことですよね?


増田:そういうコンセプト的なものもありましたもんね。


平林:なんかそれが今、意識として、たとえば「もう30分ぐらいしか聞けないかも……」みたいになってきている中で、集中力とか含めて。


増田:でも、すごいっすね。自分もそうしてるね。言ったらBIMの『Not Busy』もそうやし、VaVaちゃんの『Virtual』『Idiot』『Universe』も全部そう。EP5曲。PUNPEE『The Sofakingdom』も5曲……別にお客さんが耐えられないって見限っているわけじゃないんやけども。


平林:まあ、それがよく聞かれるっていうことも知っていてやっていうということもあるし。


増田:だからアンケートしよう! お菓子のアンケートみたいに。


福田:フハハハハハハハハッ!


増田:「12曲入りがいい?」「5曲入りがいい?」みたいなアンケートをやるので(笑)。


福田:でも、EPはプロモーション的に切る部分もあるから。


増田:たしかに。機動力が高いっていう。


平林:いや、本当に。旧譜にも戻ってくれるし。


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放送日:毎月第2月曜日 21:00 - 22:00 O.A.

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ヒップホップレーベルSUMMITがお送りするラジオ番組。その時々でテーマを変えて、いろんな音楽を紹介する気ままな番組です。司会者のトーク・スキルには問題アリですが、構えず楽しんで聞いてもらえたらうれしいです。


written by みやーんZZ





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