Pendulum(ペンデュラム)というバンドの魅力

5年ぶりに復活・バンドPendulum(ペンデュラム)をチェック!
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2018.05.08 05:21


5年ぶりに復活・バンド Pendulum(ペンデュラム)


ここ数年、一時期解散したバンドが復活するという動きが国内では活発になっている。その動きはどうやら海外でも変わりはないようで数多くの解散したバンドが復活を遂げている。ここではそんなバンドの一つ、Pendulumについて解説していこう


ドラムンベースにロックサウンドとダンスミュージックが融合されたバンド


Pendulumは2002年にオーストラリアで結成された5人組のバンドである。彼らの音楽をジャンル分けするとすればブレイクビーツやドラムンベースだ。これを聞いて音楽についてちょっとでも詳しい人ならば、ここで首をかしげるのではないだろうか。ドラムンベースやブレイクビーツといえば、ダンスミュージックのジャンルの一つである。ダンスミュージックといえば基本的にはパソコンの画面上でリズムパターンやメロディを打ち込んで曲にする。簡単に言えばバンドとは全く相反する作曲の仕方をするものである。


では、なぜ彼らの奏でるジャンルがブレイクビーツやドラムンベースと呼ばれるのかというと、そう呼ばざるを得ない楽曲を彼らは何と自らの手で奏でているのだ。ドラムンベースやブレイクビーツはその名の通りビートが命だ。だから普通はとても刻めないようなリズムパターンになっているのだから、いかに彼らが卓越したテクニックと、強靭な肉体を持っているかがよくわかるのではないだろうか。


ロックサウンドとダンスミュージックが融合されたPendulumの楽曲は発表されるやいなやロックシーンからもダンスシーンからも大きな注目を浴び、絶大な支持を集めることとなった。






Pendulumは唯一無二のバンド


彼らの先鋭的な楽曲は、母国オーストラリアのみならず、世界中で大きな反響を呼ぶこととなる。日本でもPendulumが奏でるバンドサウンドとエレクトロサウンドんお融合性に魅入られたファンはとても多い。その証拠に大型音楽フェスであるサマーソニックでは2008年にはヘッドライナーを、そして2010年には準ヘッドライナーを務めている。その時の動画は今も残っているのだが、視聴すると熱狂する日本のファンの様子が鬱映っており、いかに彼らの楽曲が多くの支持を集めているかが分かるだろう。


今では彼らの意志を継いだ多くのバンドが登場し、一定の成功を収めているのだが、Pendulumとそのほかのバンドには大きな違いが見受けられる。Pendulumがそのほかの類似バンドと大きく異なる点、それはバンドサウンドとダンスサウンド両者のバランス感覚である。Pendulumの意志を継いだバンドのほとんどはどちらかといえばバンドサウンドの凶暴性を全面的に押しだしているのに対し、Pendulumの場合はバンドサウンドの良さとダンスサウンドの良さを高い次元で両立させている。だからバンドサウンドが好きな人にも、ダンスサウンドが好きな人にも同じように受け入れてもらうことが出来るのである。




今のダンスミュージック界に風穴を


現在のダンスミュージック界はEDMが隆盛を極めている。EDMは確かにキャッチーでなじみやすい楽曲が多いことからダンスミュージックを楽しむ客層の絶対数を増やす事に大きな貢献をしてきた。


しかし現状を喜んでいる人ばかりではない、古くからのダンスミュージックファンにとっては耳障りが良いだけの似たような曲が氾濫する現在のダンスミュージック界を悲しむ声も根強い。ダンスミュージックは思わず身体を動かしたくなるような衝動が必要なのに、巷にあふれている楽曲はそこまでの衝動に駆られるようなある意味暴力性は低いと言える。


そんな現状において、Pendulumが復活するというのは古くからのリスナーにとってはとても喜ばしいニュースだ。なんといっても彼らの楽曲には体の動きを抑えることが出来ないほどの凶暴性がある。ダンスミュージックシーンに再び風穴を開けてくれる存在になるのではないだろうか。





Photo:https://www.facebook.com/pg/pendulum/photos


Written by 編集部



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