世界中が認めるシンガー、Mariah Carey(マライア・キャリー)のデビューからの軌跡を振り返る

幅広いジャンルを歌いこなす世界的シンガー・Mariah Carey(マライア・キャリー)
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2018.05.27 05:50


幅広いジャンルを歌いこなす世界的シンガー・Mariah Carey(マライア・キャリー)


マライア・キャリーはPOP、R&B、コンテンポラリーなどブラックミュージックをベースにした音楽を歌うシンガーである。自身でも楽曲を手がけるほか、音楽プロデューサーや女優としての仕事も行っている。ここでは彼女の誕生からデビュー、様々なヒット曲を振り返ってみよう。改めてマライア・キャリーのすごさを知ることができるだろう。




決して明るくなかった幼少時代からデビューまで


マライア・キャリーは、1970年ニューヨーク州のロングアイランドに生まれた。父親はベネズエラ系、母親はアイルランド系で3人兄弟の末っ子として育つ。幼い頃は人種差別に遭い、3歳のときには両親の離婚を経験。


ハイスクールの卒業後はマンハッタンに引越し、ウエイトレスなどのアルバイト生活をしながら歌手を目指していた。そして歌手へのファーストステップとなったのが、ブレンダ・K・スターのバックコーラスとしての仕事だった。デビューのきっかけをくれたのはブレンダ。パーティー会場でCBSレコードの社長トミー・モトーラに、マライア・キャリーのデモテープを渡してくれたのだ。トミー社長はシンガーとしての素質を見抜き、1990年にデビューを果たす。デビュー直前の宣伝としてNBAファイナルで「America the Beautiful」を歌ったこととシンデレラストーリーが相乗効果を発揮して、デビュー曲の「Vision of Love」は爆発的ヒットとなった。当時「7オクターブの音域を持つ歌姫」というキャッチコピーを付けられ、最も高い声を出すシンガーとしてギネス認定もされている。






転換期と低迷期


1993年発売のアルバム「Music Box」や、1995年発売の「Daydream」は、世界中で2500万枚を売り上げる大ヒット。コンテンポラリーが主流だった音楽は1997年に発売したアルバム「Butterfly」からR&Bやヒップホップの要素が強くなり、歌い方もウィスパーボイスを強調するなど、シンガーとしての転換が見られた。


2001年にはそれまでのソニーミュージックからヴァージンレコードに移籍。しかしこの頃のマライア・キャリーは精神的にも肉体的にも大きな負担がかかっており、ゴシップも多かった。初主演映画となった「グリッター きらめきの向こうに」やサウンドトラック発売も成功とはならず、ヴァージンレコードから契約を打ち切られる。その後はアイランドデフジャムミュージックグループとレコード契約が決まり、アルバム「Charmbracelet」を2002年に発売。




ディーバのカムバック


2005年に発売した「The Emancipation Of Mimi」からはウィスパーボイスと全盛期のような高音が融合した歌い方で、シンガーとして新たな世界を切り開く。1stから4thまでのシングル全てが大ヒット。このアルバムは全世界で売上1000万枚超、2005年全米年間セールス1位、そして数々の賞を受賞し、世界中で歌姫マライア・キャリーのカムバックを喜んだ。

2009年公開の映画「プレシャス」は、翌年の第21回パームスプリングス国際映画祭でブレイクスルー・アワードを受賞。2011年発売の「Merry Christmas II You」は、クリスマスアルバムとしては異例となるR&B/Hip-Hopアルバムチャートで1位という快挙を達成する。




シンガーとして女優として世界中に認められてきたマライア・キャリーだが、2011年にロンドンで行われた「ノーベル・ギフト・ガラ」で「2011 Noble Gift Humanitarian Award」を送られた。これは恵まれない子ども達への長い間における社会貢献や、世界中の女性を励ましてきたことへの評価を意味する。マライア・キャリーは、デビューから5年後に恵まれない子どもを対象にした芸術教室や就業機会を提供するキャンプ・マライヤを設立し、活動を続けていたのだ。


2015年にはエピック・レコードへの移籍が決まり、過去の全米1位曲を収録したベストアルバム「#1 to Infinity」を発売。同年にテレビ映画の「A Christmas Melody」が放映され、マライア・キャリーは監督としてもデビューを果たした。




マライア・キャリーの結婚生活


プライベートでは1993年にデビューさせてくれたトミー・モトーラ社長と結婚するも、束縛心の強い夫だったため1998年に離婚している。その10年後に俳優でラッパーのニック・キャノンと再婚、2011年に男女の双子を出産した。しかし、結婚から6年で別居し、2016年には離婚が成立している。子どもはマライア・キャリーが引き取り、離婚後も家族4人で食事に出かける様子が報道されている。


Photo:https://www.facebook.com/pg/mariahcarey/photos


Written by 編集部




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