バトン・ルージュからやってきた新星ラッパー・Kevin Gates(ケビン・ゲーツ)

今注目の新星ラッパー・Kevin Gates(ケビン・ゲーツ)
SHARE
2018.05.31 04:01


今注目の新星ラッパー・Kevin Gates(ケビン・ゲーツ)


新星ラッパーKevin Gatesは、2013年にリリースしたミックス・テープがRolling Stone誌で「20 Best Hip Hop Albums of 2013」の一つに選ばれるなど、注目度はますます上がっているアーティストだ。今回はそんな彼の魅力について紹介していく。




Kevin Gatesが注目される理由とは


Kevin Gatesはアメリカルイジアナ州にある、バトン・ルージュ出身のラッパーだ。1986年2月5日生まれの彼、全身タトゥーで覆われた体に、目元には涙の形をしタトゥーが入っている。一見かなり強面のKevin Gatesだが、新星ラッパーとして人気がじわりじわりと出ている。kevin gatesの出身地であるバートン・ルージュは、Lil BoosieやYoung Bleedも輩出しており、ラップファンにとって人気の地として知られている。


若かりし頃、Snoop DoggやDr. Dreなどを好んで聴いていたKevin Gatesは、中学一年生の時にルイジアナ州出身のMaster Pのようなスタイルでラップの練習を始めるようになる。また、ジャマイカ人の友人からジャマイカ独特のラスタファリズムやレゲエを教えてもらうことで、自分らしい独自のラップスタイルを築き上げていった。その後、Bruno Mars、Lupe FiascoやBad Boy Recordsを始めとする有名アーティストを擁するAtlanticというメジャーレーベルとの契約を結ぶことになる。

Kevin Gatesは、自身が影響を受けたアーティストにBob Marley、Sizzla、Frisco Kidを始めとする多くのレゲエアーティストを挙げている。また、そのメロディスタイルが似ているとされるFutureやRich Homie Quanと比較されることが多いKevin Gatesだが、ラッパールーツが全く違うことが彼独自のラップを生み出しているのだ。



ブルースのようなダミ声の歌い出しから一転、ソウルフルな歌声でメロディアスに仕上げたり、時には大迫力のラップで押し切ったりと個性がか光るラッパーKevin Gatesである。また、Kevin Gatesは歌フックが得意であると公言しており、客演で呼ばれた時に、歌フックで参加することが多いそうだ。


Kevin Gatesのアルバムの特徴


2013年に発表されたミックステープ「The Luca Brasi Story」はラッパーKevin Gatesの魅力を思う存分楽しむことができる作品になっている。ルイジアナ州出身らしいバウンシーなトラックが特徴で、客演もルイジアナ出身の人気アーティスト、CurrenSyやMASTER Pなども参加している。収録曲の「Arms Of A Stranger」はKanye Westを手掛けるStrange Fruit Projectプロデュースのメロウな一曲に仕上がっている。




バウンス系でありながらどこか憂いのある曲に仕上がった「Just Ride」は、CurrenSyをフィーチャーしていることが特徴だ。「時々自分がMarshall Mathers(エミネムの本名)みたいに思うんだ」と真面目に語る一曲「Marshall Mathers」、Master Pと共演する「Ugly But She Fine」からトリを飾るアカペラでの「IHOP (True Story)」など聴く者を楽しませてくれる22曲が詰まっている。ミックステープに続くアルバム「 Stranger Than Fiction」も2013年に発表しており、客演にStarlitoとJuicy Jが参加して、路線もミックステープのようなスタイルが特徴だ。




ちなみに、Kevin Gatesは大ヒット映画「Furious 7(ワイルド・スピード スカイミッション)」の挿入歌にもなった「Payback」でラップを披露している。2014年に発表したアルバム「By Any Means」はアメリカビルボードチャートで初登場17位、R&B/Hip-Hopアルバムにおいては初登場で5位に入るという快挙を成し遂げた。 




Photo:https://www.facebook.com/pg/kvngates/photos


Written by 編集部



SHARE