国内電子楽器メーカーの雄・KORG、取り扱う製品の種類を紹介

シンセサイザーを主体としつつも、ギター用チューナー・電子メトロノームからゲーム機用ソフトシンセまで多彩
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2018.06.17 16:42


シンセサイザーを主体としつつも、ギター用チューナー・電子メトロノームからゲーム機用ソフトシンセまで多彩


KORGとは、1963年(昭和38年)に創業した電子楽器の製造・販売メーカーであり、YAMAHAやRolandと並んで世界にその名を轟かせる企業である。ここでは、KORG社がリリースしているユニークな製品群の種類を紹介していこう。


KORGの製品群の中でも最も種類が多い、シンセサイザー:アナログシンセ編


KORGの電子楽器開発・製造の歴史は日本の、そして世界のシンセサイザーの歴史と言い替えても過言ではないだろう。1970年代に第一号となるモノシンセminiKORG 700を開発し、電子オルガン「KORGUE」やベースシンセ「SB-100」を開発したのを皮切りに、破竹の勢いで製品をリリースしていった。


70年代の花形であったアナログシンセサイザー(モノシンセ)は、現在もKORGの現行ラインナップに含まれている。往年の名機・MS-20を再現した「MS-20mini」や、シンセベース「VOLCA-BASS」やエレクトリックドラムの「VOLCA-BEATS」など、いずれもメーカーの歴史の重みを感じさせる逸品だ。また、80年代にシンセサイザーを急激に発展させるきっかけとなったポリシンセのモデルも、minilogue・MONOLOGUEという形で実現されている。アナログ特有の太い音を再現しつつ、パッチの管理はデジタルの力を用いており、アナログとデジタルのハイブリッド機種群だ。




近年のDTMやエレクトロニカ・EDMなど、音楽の流行に敏感なKORG社は競合他社に先駆けてミニ鍵盤をリリースし、大ヒットに至っている。特にヒットの中心になったのはアナログモデリングシンセのMICROKORGであり、エディット部へのスムーズなアクセスやボコーダーの装備、ミニサイズ鍵盤の普及など多くの画期的なアイデアを盛り込んだ製品だ。後発にエレピやオルガンなどデジタルシンセを一緒に盛り込んで多様性をアップさせたXLや、内蔵スピーカーを搭載して利便性を向上させたSなど色んな種類のバージョンを登場させている。国内メーカーはもちろん、NOVATIONなど世界各国のメーカーもミニ鍵盤の開発に乗り出したことにより、業界での注目度の高さが窺える。




KORGの製品群の中でも最も種類が多い、シンセサイザー:デジタルシンセ編


テクノロジーの進歩により、80年代からデジタル化の波が進む。ポリシンセの登場後、ほどなくしてFM音源方式のデジタルシンセ「DS-8」、サンプリング方式(PCM)の「DSS-1」をリリースする。80年代後半にリリースした、初のワークステーション型シンセサイザー「M1」をリリースし、大ヒットを飛ばす。その後もTRINITYやTRITONなど、定番のミュージック・ワークステーション型シンセをリリースしていく。




現行機種は、内蔵ハードディスクに音源を記録する機能をはじめ、ライブ演奏や音楽制作など多彩な用途に対応できるKRONOSシリーズをフラッグシップ機としている。ピアノ音源に特に力を入れたKROME、モバイル用途にも適した便利なKROSSなど、プレイヤーのスタイルを想定したさまざまな種類の製品群も魅力的だ。


ラック・クリップ・フロアタイプの3種類が中心、ギターチューナー


シンセサイザーに比べて地味なので忘れがちだが、KORGはギター・ベースやウクレレ用のチューナーも精度の高いものを数種類リリースしている。ギグバックに放り込めるコンパクトさと、ヘッドに取り付けるだけで使用できるスピード感が魅力のクリップタイプは、AWシリーズが有名だ。ギターだけでなくベース、ウクレレなど数種類の弦楽器に使用できるため愛用者は多い。フロアタイプはロングセラーを誇るDT-10、機能が充実しているPitchblackシリーズの2種類が中心だ。据え置きのラックタイプは、こだわりのプレイヤーのラックに必ず一台搭載されているほどだ。




この他にも、ドラマーや全てのプレイヤーに向けたクリック・電子メトロノーム、KORG社の製品に対応するダンパーペダルやボリュームペダルなど優秀な製品が数多くリリースされている。


Photo:https://www.facebook.com/pg/KORGusa/photos


Written by 編集部



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