ジョン・キューザックがディズニー版『ハイ・フィデリティ』に物申す! 「彼らはダメにしちゃうだろうね」

『ハイ・フィデリティ』のディズニーによるドラマ化について、映画版で主役を担当したジョン・キューザックが異議を唱えている。一体どうなることやら…。
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2018.04.24 10:00

今月初め、ディズニーが『ハイ・フィデリティ』のドラマ化に着手するとの情報がリークされた。



これについて、映画の主演・脚本を務めたジョン・キューザックがTwitter上で意見を表明した。



「彼らは僕らの作品を利用して、自分たちのモノに箔を付けようとしてる」



この名作は、恋人に振られてしまったレコード店の店主が、自身の元ガールフレンドたち全員に連絡をとり、自身の欠点に向き合おうとするというラブコメムービーだ。


リメイクにあたって、ディズニーは大胆なことに、主役の性別を男性から女性に変えてしまうというのだ。彼はこの試みについても言及している。


 

「女性が主役になることは良さそうだけど、それ以外は大したことなさそうだ」とのこと。歯に絹着せぬ物言いではあるが、それほどにこのフィルムに対する想いが強いということだろう。




「ニックの本なんだから、少なくとも彼の要素が含まれていてほしい」


彼の主張で強く訴えられているのは、原作者であるニック・ホーンビィについてだ。


「彼の小説らしさがなかったら、きっとゴミみたいなものになるよ」と、辛辣に言い切っている。


映画では、シニカルなセリフやセクシャルな描写もあり、R指定となっているが、ドラマ版は家族でも観れるように仕上げるそう。


脚色にあたるのは、ドラマ『アグリー・ベティ』の脚本家、ヴェロニカ・ウェストとサラ・クチェルカだ。彼女たちの手腕にすべてがかかっている。


オリジナル作を別の表現方法で作り直すときに、いつも議論になるのはやはり原作のファンや、今回のような原作者にどのように配慮するのか、という問題だ。


作り手が別人なのだから、まったく同じものになることはあり得ない。ただオマージュすること、敬意をあらわすことは可能なはずだ。


その重要性を表意したジョン・キューザックはきっと真の表現者なのだろう。この問題提起を受けて、ドラマがより広く受け入れられるものになれば幸いだ。



written by Kenji Takeda


sourcehttp://mixmag.net/read/high-fidelity-star-john-cusack-weighs-in-on-disney-reboot-theyll-fuck-it-up-news

      http://themusic.com.au/news/all/2018/04/10/john-cusack-on-high-fidelity-tv-reboot-theyll-fuck-it-up/

              http://www.indiewire.com/2018/04/john-cusack-high-fidelity-remake-1201950107/

photo:mixmag



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