Ice Cube(アイス・キューブ)を語るには欠かせない! ラップの持つ力とは?

Ice Cube(アイス・キューブ)がラップを通して伝えたかったこととは?
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2018.05.22 03:15


Ice Cube(アイス・キューブ)がラップを通して伝えたかったこととは? 


Ice Cubeといえば、ラップが好きという人にとっては、神様と呼ぶにふさわしい人物といえるのではないだろうか。常に差別や偏見という現実に直面しながらも、決して逃げることなく事態に直面する姿勢は音楽ファンならずとも多くの人に勇気や希望を与え続けている。




ラップを世界に広めた立役者! Ice Cubeの努力


Ice Cubeが目指す音楽は、決して難しい世界ではない。音楽に興味関心を持つ人であれば、誰にでも容易に手が届くことが大切だと考えて数々の楽曲作りをしているのが、Ice Cubeである。彼の名前を世界中に広めることになったのが、1990年にリリースした「AmeriKKKa’s Most Wanted」である。この作品はラップの金字塔とも呼ばれており、現代のラップ界にも大きな影響を与え続けているといえるのではないだろうか。



Ice Cubeが手掛けるラップがここまで多くの人に支持を集めているのは、ただ単に、音楽というジャンルにとどまることがない実力を楽曲の中で感じ取ることができることに起因しているといえるだろう。自らが黒人であるために受ける差別や偏見を全面的に作品にメッセージとして込めることで、社会にはびこる間違った考え方や思想を改善することに努める姿勢が感じられる。Ice Cubeがラップに込めたメッセージが多くの反響を生むことになったのも、賛同する人の数が多かったことに起因していることはまぎれもない現実だ。Ice Cubeは自らが手掛けるラップの中で、現実の世界を隠すことなくありのままに描いている。いわゆる「薬の売人」や「娼婦」、「ライフル」などと、貧困地域に日常的に蔓延している実態をありのままに楽曲に盛り込むことで人気を得ることになったのだ。




Ice Cubeの音楽については、当初多くの警察や行政などが非難をすることになった。やはり、法や秩序という観点からすれば、Ice Cubeの作品は決して優等生とはいえない面が多いのも確かだ。しかし、その後徐々にラップは多くの人に認められるようになり、市民権を得るようになったのだ。




仲間を大切にする姿勢も! 


Ice Cubeが手掛ける楽曲は、多くの仲間とともに作り上げることで知られる。その仲間たちもまた、差別や偏見という現実に苦しめられた経験を持つ人たちばかりだ。Ice Cubeを慕う人の中には、元々差別や偏見などに悩まされた経験を持つ人が多いのも特徴的なことといえるのではないだろうか。Ice Cubeの活躍は、そのような仲間たちにとっても、頼もしいといえる。


Ice Cubeは、信頼できる仲間を自宅に呼び寄せ、一緒に生活をしていた。男ばかりの生活であるため、常に家の中は脱ぎ捨てた衣類や飲み干した空き缶などが散乱しているような場所である。そんな中でもIce Cubeは、仲間との生活を大切にしながら、作品作りに没頭していたのだ。常にテレビはつけっぱなしであり、テレビから流れる音楽や言葉の数々も作品作りのヒントにしていた。Ice Cubeは、テレビを見る時には、決まって黒人がどの程度の割合でテレビ出演しているかをチェックしている。Ice Cubeならではの視点といえるかもしれない。


Ice Cubeがここまで音楽に対して情熱を注ぐことができているのも、白人への対抗心があるからだ。彼の音楽に対しての批判や非難を繰り広げるのは、決まって白人である。


生まれ育ったのは、サウス・セントラル! スポーツも楽しむ少年


Ice Cubeが生まれ育ったのは、サウス・セントラルである。治安という点では、決して好ましい環境ではなかったが、彼にとっては特に問題はなかった。幼い頃から音楽が好きであり、度々のように音楽を楽しんでいた。バスケットボールやフットボールをするなどスポーツにも積極的に取り組む少年であった。そして、Ice Cubeは徐々に音楽への道を志すようになった。




Photo:https://www.facebook.com/pg/IceCube/photos


Written by 編集部



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