韓国系ヒップホップユニット・FAR EAST MOVEMENT(ファーイースト・ムーヴメント)

アメリカのヒップホップ界に新しい風を吹き込むFAR EAST MOVEMENT(ファーイースト・ムーヴメント)って?
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2018.05.07 07:42


アメリカのヒップホップ界に新しい風を吹き込むFAR EAST MOVEMENT(ファーイースト・ムーヴメント)って?


ヒップホップというと、本土アメリカでは現地人である白人や、黒人のラッパーやユニットが席巻しているのが現状だが、そんなアメリカのヒップホップ界に新風を巻き起こしているグループが居る。それがFAR EAST MOVEMENTである。


完全アウェイの世界で躍進・韓国系アメリカ人ヒップホップグループ


FAR EAST MOVEMENTは韓国系のアメリカ人が中心となっている4人組のグループである。彼らの実力は紛れもない本物である。アメリカという国は良くも悪くも自分たちのことを誇りに思っており、そのほかの人種を下に見る傾向がある。特にアジア系の人種はアメリカ人からは正直見下される傾向が強い。現在はあまり使われないのかもしれないが、ジャップという私たち日本人を指す俗語があることは有名だ。


そんなアジア人にとって完全アウェイなアメリカ本土においてFAR EAST MOVEMENTはアメリカのヒップホップ界で押しも押されぬ人気者となっている。彼らは一応韓国系のアメリカ人ではあるが、外見はどう見てもアジア人であるため、いわれのない差別を受けた可能性は十分ある。それでも彼らはそんな逆境を振り払い、見事にトップシーンに上りつめたのだ。






FAR EAST MOVEMENTのメンバー


では、FAR EAST MOVEMENTのメンバーを一人ずつ簡単に紹介しよう。

ラップとMCを担当するのがケヴ・ニッシュだ。彼は日本人及び中国人の血を引いているアメリカ人であり、本名はケビン・ニシムラという事が判明している。


同じくラップとMCを担当するのがプログレスだ。彼は韓国系のアメリカ人で本名はジェームス・ロウという事が判明している。

もう一人ラップとMCを担当するのがJスプリフである、彼もプログレスと同様に韓国系のアメリカ人であり、本名はジェイ・チョンであることがは分かっている。


最後にDJを務めるのがDJヴァーマンである。かれはフィリピン系のアメリカ人であり、本名はヴァーマン・コキアという。FAR EAST MOVEMENTはケヴとプログレス、Jスクリフのラッパー三人でスタートしたのだが、のちにDJヴァーマンが加入し、4人で活動をすることとなった。


このようにFAR EAST MOVEMENTのメンバーは韓国系アメリカ人二人をはじめとして、全員アジア系のアメリカ人で構成されている。彼らがアメリカのヒップホップ界を席巻したというのは今までにない快挙であることは言うまでもない。




FAR EAST MOVEMENTの活躍について


FAR EAST MOVEMENTがどのような活動をしているのか簡単に経歴を見ていこう。

彼らはアメリカにあるコリアンタウンンを中心にクラブハウスを回って音楽活動をしていたところ音楽業界関係者の目に留まり。2010年にユニバーサルミュージックから全米デビューを遂げる。そして同年10月にはファーストアルバムである「Free Wired」を発表すると、アルバムの中の楽曲である「Like a G6」がビルボードホット100にて1位を獲得するという快挙を成し遂げる。彼らの活躍はそれにとどまらない。その後はアルバムなどの発表はなされてはいないものの、アメリカでの人気テレビドラマであるCSI:マイアミやSI:ニューヨークに楽曲を提供したほか、日本でも公開されている大人気映画作品である、ワイルドスピードにも楽曲を提供している。



世界的に有名な映画祭であるサンダンス映画祭ではアジア人として初めてのパフォーマンスもおこなった。そして日本でも知らない人はほぼ居ないほどの人気女性シンガーであるレディ・ガガのコンサートのオープニングアクトを務めた経験も持っている。


最も有名な楽曲である「Like a G6」だが、楽曲目にG6とは世界最高級のプライベートジェットである「Gulfstream G650」の事を指し、この楽曲を聞いているとまさにその飛行機に乗っているようなハイな気分になれるような楽曲となっている。


韓国をはじめとした、アジア人にとって逆境が多いアメリカで活躍を続けるFAR EAST MOVEMENTの動向にこれからも注目が集まる。



Photo:https://www.facebook.com/pg/fareastmovement/photos


Written by 編集部





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