Ed Sheeran(エド・シーラン)の盗作問題について

Ed Sheeran(エド・シーラン)が盗作で訴訟された経緯とは
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2018.05.15 11:21


Ed Sheeran(エド・シーラン)が盗作で訴訟された経緯とは


Ed Sheeranはイギリスのシンガーソングライターであり、世界的にも有名なミュージシャンとして日本にも来日経験がある人物だ。そんな彼はこれまでに音楽活動として数多くの曲を歌ってきたのだが、その中の一つが盗作として訴訟された経験を持つ。

今回はそのEd Sheeranの盗作問題について解説していく。




盗作問題の発端


Ed Sheeranの曲が盗作だと指摘されたのは、2014年に「Photograph」を発表したことがきっかけである。この曲そのものは世間に認められてヒットしたのだが、そこに待ったをかけたのがマット・カードルのソングライターだ。


マット・カードルとは、「Xファクター」というイギリスのオーディション番組での2010年度の優勝者である。そんな彼に楽曲を提供したソングライターから自身が作曲した「Amazing」という曲と「Photograph」がそのままコピーされたものであると2016年に訴訟を起こしたのが事の発端である。


この時の訴訟内容としては盗作の疑いで2000万ドルを求めており、その金額は日本円に換算するとおよそ21億円にも達している。さらにソングライター側は別の盗作訴訟で勝訴を勝ち取った弁護士と契約しており、本気で訴訟を起こしたのだと雑誌でも報道されていた。




実際にどの程度似ているのか


今回の盗作問題でやり玉に挙げられたEd Sheeranの「Photograph」とマット・カードルの「Amazing」だが、訴訟を起こしたソングライター側によると「39もの音符において音符の高さ、リズム面での長さ、小節における音符の配置で全て同じだ」と主張している。これによって自身が作曲した「Amazing」の権利が侵害されたとして賠償金を求めており、金額に関しては「Photograph」の収益と同じ金額を見越してのものだと言われているようだ。





では実際にどの程度似ているのかという点に関しては、インターネット上で有志で比較動画を挙げている。このため第三者が盗作かどうかを判断するための材料は提示されているため、裁判結果ではなくそれぞれの感性で似ているかどうかを見極めることが可能となっている。




最終的な結果としては和解へ


このEd Sheeranの盗作訴訟に関してはEd Sheeranだけではなく作曲家にまで訴訟の手が及ぶなど、多くのファンや世間が注目を集めていた。問題に決着がついたのは訴訟が起きてから1年後であり、結果としてはEd Sheeran側とソングライター側の和解という形になっている。これについては多くの雑誌やテレビ局が報道しており、日本でもネットニュースなどの形で報告されている。


ただしソングライター側の弁護士は和解の条件などの詳しい内容についてのコメントを避けており、どのような話し合いがされたのかは一切不明だ。ただソングライター側がコメントを差し控えているとのことで、様々な憶測が飛び交っている傾向はある。それでもEd Sheeranをはじめとして当事者たちが事情を語らないため、第三者は訴訟の結果のみしかわからない状態だ。


その後の動きについて


この問題に関してEd Sheeran本人も多くは語っておらず、結果的に深く追求するような記事もない。ただ盗作訴訟が起きた時期にもう一人の当事者として考えられていたマット・カードルがツイッターでコメントを発表しており、自分が盗作訴訟に一切関与していないという事実を述べている。さらにEd Sheeranに対しては「天才」であると賞賛するコメントとともに、Ed Sheeranの成功は彼自身が100パーセント受けるべきだとしているのだ。


これによって盗作訴訟はあくまでもソングライターの主張であると判明しており、マット・カードルもそれ以降訴訟に関わるようなことはなかったようだ。


Photo:https://www.facebook.com/EdSheeranMusic/photos


Written by 編集部



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