エレクトロ界のゴッド・ファーザー、BENNY BENASSI(ベニー・ベナッシ)がグラミー賞受賞

確立した「エレクトロミュージック」でBENNY BENASSI(ベニー・ベナッシ)がグラミー賞受賞
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2018.05.06 06:43


確立した「エレクトロ」でBENNY BENASSI(ベニー・ベナッシ)がグラミー賞受賞


BENNY BENASSIについている異名は「エレクトロ界のゴッド・ファーザー」。イタリア出身の彼にはぴったりのイカしたあだ名である。2008年にはパブリック・エネミーの音楽をリミックス、その結果グラミー賞を受賞しているという華々しい経歴を持つアーティストだ。大注目の彼の今後の展開に期待したい。


BENNY BENASSIの登場で確立した「エレクトロミュージック」


BENNY BENASSIはイタリア生まれの伊達男。しかしただの伊達男ではない。彼はハウスミュージックの世界にひとつの分野をぶち上げた「ゴッド・ファーザー」なのである。その分野とはエレクトロ・ミュージック。彼の「エレクトロ界のゴッド・ファーザー」という名前に偽りはない。


BENNY BENASSIは2000年初頭にはすでにヨーロッパにおいて人気のDJであり、リミキサーであった。彼が日本で注目されるようになったのはもちろんグラミー賞受賞がきっかけということももあるが、2010年に世界発売し2012年にはついに日本でも発売となったアルバム「Electroman」の発売が最大の要因になったと言ってもよい。なにせこのアルバム、豪華すぎるアーティストの勢ぞろいなのだ。主にUSのアーティストを中心にとんでもないゲスト陣が彼のアルバムに参加した。ジョン・レジェンド、クリス・ブラウン、T-Pain、Pitbullなどは洋楽聴きであれば誰もが知っているようなメンバー。彼らが一同に会するのが「Electroman」なのだ。



このアルバム発売前には先行シングルとして「Spaceship」がリリース、なんとこのシングルにも歌姫Kelisが参加。大ヒットを記録した。アルバム「Electroman」はまさにポップの王道をいくダンスミュージックばかり。参加アーティストが現役R&Bシンガー、ソウルアーティストであるからだけではない。このBENNY BENASSIのテクニックとリミックスの技量は他に追随を許さない優れたものである。何せ他にはあのマドンナやブリトニー・スピアーズ、ジミ・ヘンドリックスから直接曲のリミックスを依頼されたという実績を持つ男なのだ。腕はすでに保証済みというところ。そんな彼のアルバムの代表トラックはYoutubeにおいてすべて300万回のビュー数を誇る。まさにゴッド・ファーザーのごとくエレクトロ界を打ち立てた男、それがBENNY BENASSIなのである。






BENNY BENASSI、グラミー賞受賞以外の華やかな経歴


グラミー賞受賞前からBENNY BENASSIの活躍は始まっていた。彼がグラミー賞受賞前に活躍していたのはヨーロッパが多く、おもに2000年初頭の頃である。彼の最初のアルバムは2003年に発売された「Hypnotica」だ。当時はベニー・ベナッシ・プリゼンツ・ザ・ビズという名義でリリースしていた。そして次のアルバム「Pumphonia」が2004年に発売されるとヨーロッパでたちまち人気となった。特に収録曲の「illusion」「Hit My Heart」はヨーロッパのダンスミュージック界では大ヒット。この頃からDJとしてもリミキサーとしても注目を浴びるようになった。さらに2008年には「Rock N Rave」をリリース。これはロック界の大物の音楽をエレクトロハウスミュージックにリミックスするという素晴らしい仕事であり、フューチャリングにはあのイギー・ポップやブラック・ボックスなどが名を連ねた。


DJとしても腕を見込まれたBENNY BENASSIは2010年にはエレクトリック・デイジー・カーニバル(EDC)に参加。他にも北欧系のミュージックフェスティバルに呼ばれヘッドライナーをつとめている。同時期にBENNY BENASSIは彼の最大のヒット曲「Satisfaction」をリリース、UKチャートで第2位を獲得するなどヨーロッパでは大注目のDJであった。グラミー賞受賞前からずっと注目を浴びてきた男なのである。


日本でもいち早く人気のハウス系アーティストがBENNY BENASSIの音楽を取り入れている。日本アーティストのFPMはBENNY BENASSIの「House Music」をDJとしてヘビープレイ。音楽雑誌「LOUD」のチャート1位を記録した。同様にm-floのDJである☆Taku Takahashiは「Cinema(Skrillex Remix)」のヘビープレイでクラブヒットを記録。流行に敏感なDJたちはすでにBENNY BENASSIの技量と音楽の素晴らしさにいち早く気づいていたのだろう。グラミー賞受賞前にすでに彼の音楽を取り入れていたことは驚きだ。


そのBENNY BENASSIが2016年に発売したのがアルバム「Danceaholic」。前のアルバムリリースからすでに5年が経過しておりファン待望のアルバムといえるだろう。特にクリス・ブラウンとのコラボレーション作品「Paradice」はクールな音の仕上がりでまた大勢のエレクトロファンを牽引しそうだ。今後もBENNY BENASSIから目を離せない。




Photo:https://www.facebook.com/pg/bennybenassi/photos


Written by 編集部



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