各Mixのココがポイントという部分もご紹介

<p><strong>Written by Jun Fukunaga<autobr />Photo：<a href="https://www.discogs.com/ja/Drake-More-Life-A-Playlist-By-October-Firm/master/1152182" target="_blank" rel="noopener">Drake/Discogs</a>, <a href="https://www.discogs.com/ja/Kendrick-Lamar-Damn/master/1164779" target="_blank" rel="noopener">Kendrick Lamar/Discogs</a></strong><autobr /><autobr />2017年上半期、音楽界隈ではドレイクやケンドリック・ラマー、ミーゴスなどヒップホップシーンの大物によるモンスターヒットアルバムが話題になったことも記憶に新しい。<autobr /><autobr />その他にも注目アルバムが数々リリースされ、すでに2017年が半年経過した現在でも、今年の音楽シーンにとっては大豊作の年になることが予感できる。その中でも、特にベストと呼ばれるアルバムをイギリスのメディア、ザ・ガーディアンが選出している。<autobr /><autobr />今回は、その中でも選出されたクラブミュージックのベストアルバムとポイントをご紹介。<autobr /><autobr /><autobr /><strong><big>▷ドレイク – More Life</big></strong><autobr /><autobr />ドレイクが3月にリリースし、話題を呼んだ”<a href="http://block.fm/news/Drake_more_life" target="_blank" rel="noopener">プレイリスト</a>”が選出。ゲストアーティストとしてカニエ・ウェスト、トラヴィス・スコット、リル・ウェインなどヒップホップシーンの人気アーティストの参加や、サンプリングネタとしてジェニファー・ロペス、ライオネル・リッチー、ムーディーマンの曲が使用されたことも話題となったが、彼が以前から懇意にしているUKグライム/ヒップホップシーンのSkepta、Giggsらがフィーチャーされたことで、UK以外にもその存在を知らしめるきっかけとなったことにも注目したい。その中でも特に夏を感じるトロピカルハウス調の「Passionfruit」は押さえておきたい人気曲。<autobr /><autobr /><center><div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/r8RQQqvx6Y8" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></center><autobr /><autobr /><strong><big>▷ケンドリック・ラマー – Damn.</big></strong><autobr /><autobr />ドレイクの『More Life』をしのぐ勢いでヒットしたのが、4月にリリースされたこのアルバム。Billboard 200チャートの1位獲得なども話題になったが、ファンの間では、『Damn.』に引き続いてもう1枚アルバムがリリースされるという噂も注目を集めていた。カンフー着を着用したカンフー・ケニーとして出演する収録曲「DNA」、頭部が燃える「HUMBLE.」など趣向を凝らしたMVも必見。<autobr /><autobr /><center><iframe loading="lazy" width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/NLZRYQMLDW4" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></center><autobr /><autobr /><strong><big>▷Lil Yachty – Teenage Emotions</big></strong><autobr /><autobr />昨年の「XXL Freshman Class」選出など、若手の間でも特に注目されていた19歳のラッパー、Lil Yachty（リル・ヨッティ）のデビューアルバム。Migosをフィーチャーした「Peek A Boo」、YG、Kamaiyahをフィーチャーしたキャッチーなトラックワークの「All Around Me」、ダンスミュージックシーンのトレンドメイカーであるDiploをフィーチャーした「Forever Young」などはチェックしておきたいところ。<autobr /><autobr /><center><iframe loading="lazy" width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/c8OG5ffqfoE" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></center><autobr /><autobr /><strong><big>▷Jlin – Black Origami<autobr /></big></strong><autobr />フットワークシーンのプリンセスといえば、この人、Jlin。昨年の来日ツアーも日本のこの界隈のシーンで話題になったが、高評価を得た1stアルバムに続く待望の2ndアルバムとなる本作は、アルバム全体を通して、ミニマルかつトライバルなグルーヴが印象的なこのシーンの新世代を象徴する彼女ならではの新しいフットワークの形を提示しているかのようだ。<autobr /><autobr /><center><iframe loading="lazy" width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/cxPBqUh3kSU" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></center><autobr /><autobr /><strong><big>▷スティーブ・レイシー – Demo</big></strong><autobr /><autobr />ケンドリック・ラマーの先述のアルバム収録曲「PRIDE.」を<a href="http://block.fm/news/iphone_KendrickLamar" target="_blank" rel="noopener">iPhoneを駆使して作り上げた</a>ことも話題になったジ・インターネットのギタリストとしても知られる10代のプロデューサー、スティーブ・レイシーによるわずか13分程度のアルバム。ヴィンテージ・ソウルのような「Ryd」、ファンクジャムなドラムが鳴り響く「Heaterlovin」の他、スムース・ブギーとでもいうべき「Some」が特にオススメ。<autobr /><autobr /><center><iframe loading="lazy" width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/kCPQUAtMZR4" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></center><autobr /><autobr /><strong><big>▷Laurel Halo – Dust</big></strong><autobr /><autobr />人気のUKベースミュージックレーベル「Hyperdub」からのリリースで知られる女性プロデューサーによる本作は、ダブテクノ＋シンセポップといったエクスペリメンタルでありながらも非常にポップな電子音楽のアルバムではないだろうか？ 特に冒頭の「Sun To Solar」、「Jelly」、「Moontalk」は、アルバム屈指のポップチューンだ。そして「Do U Ever Happen」というまさにダブテクノ・ポップというべき曲もチェックしておきたい。<autobr /><autobr /><center><iframe loading="lazy" width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/IrjeMN_U1hw" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></center><autobr /><autobr /><strong><big>▷Syd – Fin</big></strong><autobr /><autobr />メロウ・ソウル・バンドとして人気のジ・インターネットのシンガー、Sydのデビューアルバム。全体的にメロウな仕上がりだが、トラップやオルタナティヴR&amp;Bの要素が強いことが印象的だ。上質なR&amp;B「Body」、ジャジーな「Smile More」などは、アーバンミュージックファンには響くはず。<autobr /><autobr /><center><iframe loading="lazy" width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/P7kW3Q46UUc" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></center><autobr /><autobr /><strong><big>▷Thundercat – Drunk</big></strong><autobr /><autobr />４月末に行われた来日ツアーも、５公演すべてソールドアウトになったというThundercatによるモダン・アーバンミュージックの傑作と言いたい仕上がり。ケンドリック・ラマー、ファレル・ウィリアムスといった大物ゲストの参加も目を引くが、オススメはコズミックなシンセラインが印象的な「Friend Zone」、王道ソウルの名曲を彷彿とさせる「Show You The Way」。<autobr /><autobr /><center><iframe loading="lazy" width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/62EmHhZSjEI" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></center><autobr /><autobr /><strong><big>▷Wiley – Godfather</big></strong><autobr /><autobr />この1年間でアルバムセールスが飛躍的に成長した注目シーン・グライムの大御所、ゴッドファーザーとして知られるWileyの新作では、Skeptaらをフィーチャーしたエモいグライムチューン「U Were Always, Pt. 2」、ベテランNewham Generalsらをフィーチャーした「Joe Bloggs」など刺激的なグライムチューン満載。その他「Bring Them All / Holy Grime」もグライムが気になる人は要チェック。<autobr /><autobr /><center><iframe loading="lazy" width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/gcroTw04i-w" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></center><autobr /><autobr />参考:<autobr /><a href="https://www.theguardian.com/music/2017/jun/30/the-best-albums-of-2017-so-far-drake-kendrick-lamar-pixx" target="_blank" rel="noopener"><a href="https://www.theguardian.com/music/2017/jun/30/the-best-albums-of-2017-so-far-drake-kendrick-lamar-pixx">https://www.theguardian.com/music/2017/jun/30/the-best-albums-of-2017-so-far-drake-kendrick-lamar-pixx</a></a><autobr /><autobr /><autobr /><strong>【この記事に関連するおすすめはこちら】</strong><autobr /><iframe src="https://widgets.itunes.apple.com/widget.html?c=jp&brc=FFFFFF&blc=FFFFFF&trc=FFFFFF&tlc=FFFFFF&d=&t=&m=music&e=album&w=250&h=300&ids=1196828421&wt=discovery&partnerId=&affiliate_id=&at=11lRqF&ct=" frameborder=0 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ザ・ガーディアンが選ぶ、今すぐチェックすべき2017年上半期ベストアルバム

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